F35とF22 2013 1 19

 日本では、あまり報道されませんが、
F35戦闘機の調達価格が、
なんと、F22戦闘機を上回ったと聞きます。
 そもそも、F22ラプターは、
調達価格があまりにも高いという理由で、
製造中止が決まったと言われています。
 それなのに、F35の調達価格は、
現時点でも、F22の調達価格を上回っていると言われています。
 私の記憶違いかもしれませんが、
当時のゲーツ国防長官が、
「F35は、F22の半額で調達できる。
F22は、あまりにも調達価格が高騰した。
日本は、F35を採用すべきだ」と言っていた気がします。
 こうなってしまうと、アメリカにとっては、
F22の生産を再開した方が、
経済的かつ合理的かもしれません。
F22の方が安く、なおかつ高性能だからです。
 さて、日本は、どうするのか。
最近、日本を取り巻く国際環境が厳しい状態なので、
日本の空を守る上で、金銭を惜しむことは間違いでしょう。
 しかし、いつ完成するかわからないF35を待っていては、
日本の防空体制に穴が開くかもしれません。
「F15戦闘機の改修」や「F2戦闘爆撃機の生産再開」などを考えるべきでしょう。
 それから、将来の課題として、
日本は、「無人戦闘機」の開発に力を入れるべきです。
 F35は、最後の有人戦闘機になるでしょう。
実は、F35も、技術的に無人化することができます。
 おそらく、日本が「無人戦闘機」を強力に推進すれば、
アメリカ空軍よりも、先に行くことができるかもしれません。
おそらく、アメリカ空軍は、まだ有人にこだわっていると思います。
 しかし、アメリカ海軍は、もはや有人にこだわっていないと思います。
戦闘機の空母への着艦は、「人工的な墜落」に近いと思います。
パイロットの負担は、かなり大きく、機体の消耗も激しいと思います。
それならば、いっそのこと無人戦闘機にした方が、合理的です。
 現在、精密な攻撃ができるようになりましたので、
武器を大量に搭載する必要がなくなりました。
そういうわけで、無人戦闘機も小型化できます。
 日本は、アメリカ海軍の協力を得て、
無人戦闘機の開発をすべきでしょう。

































































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